Sweet Survivor

青緑の狭間に生きる

好きな音楽を探す旅2017(SWEET LOVE SHOWER2日目)

 

個人的に夏フェスは好きな音楽を探して見つける旅だと思っています。

もう、これ以上の音楽はいらない。そう思いつつもまた新しいもっと自分のモードにあてはまって心地よい音楽を探してしまう。逆説的に言えば、今知っている音楽より自分のかたちにあてはまる音楽があると信じているともいえるのではないか。

 

ずいぶん抽象的で説教臭い書き始めですが、そんなもっと自分の好きな音楽があるのではないかと思い、ラブシャ2日目に行ってきました。その感想を書く。(去年より早く取り掛かっているような気がする)

 

SHE'S

これもちょっと気になるしどうせなら見ようよ、的な感じで見た。物販のセンスがすきできっと好きな音楽だろうと思ってたらめちゃくちゃさわやかだった。ピアノの音、朝に合うなあと思った。もう記憶がない、お酒も飲んでないんですけど。おしゃれなバンドっておしゃれさにつられてかっこいい人がやってても「もっとかっこいい人がやってると思ってた」って言われがちだからかっこよく見えなくてかっこつけたくてバンドやりたい人にとって不利だと思う。かっこいい音楽がすきなのでがんばってほしいなあ。不勉強なので名前もメンバー構成も存じ上げなかったけど、新曲出たら聴いてみたいかなあと思った。

キュウソネコカミ

キュウソはなんだかんだ結構見ているような気がする。

この辺の駐車料金2500円って足元見られてる、普段は絶対300円くらいでしょ

って発言好きすぎた。特に予習もしていかなかったけど知っている曲多くて何気なく聴いているからなのか何回か見ているからなのか。レキシとやった曲やっていてすごいうれしかった。レキシのサポートメンバーはすごいらしいって噂は聞いていたけどすごいんだなあと思った。レキシの映像も上がっているのでぜひ。


レキシ ライブ【SWEET LOVE SHOWER 2017】

ベースの音数が多いような印象を受けた。5弦ベースなのかな?バンドの屋台骨はベース、とはよくいわれるけど普段ベースが目立つバンドをよく聞いているからかそう感じることは少なかったんだけど実はそうなんだなと思った。マウントフジがほぼ満員で「ニセの入場規制は嫌」とセイヤさんは言っていたけど見ている側としては結構詰まっていたと思う、少なくとも私の周りは。

水曜日のカンパネラ

かんわいかったよおおおおおおお!!!!近くでコムアイちゃんを見てしまったよ !!という感動。身一つで観衆をあそこまで魅了するのはすごいなあと、去年も思ったことをまた今年も思ってしまった。一挙一動を追いかけてしまうくらいだった。みんなが桃太郎を待っていたんだろうけど、知らない曲との出会いがとても面白いと思っているから知らないような曲が多いのもすごくすきだなあと思った。演出もだけど、トラックが去年見たときとは全然違っていて面白かった。こっちのほうがすきだから、自分のモードだからくらいの理由で好きなことを好きな音楽家にやってほしいし、そこで客に媚びなくてもいいのかな、と思った。もちろん売れることを否定するわけではないけど、すきなものとかその人がかっこいいと思えるものを常に作ってほしいと思うんだよなあ。

来年行くとしたらまた見たいなあ、その時にもアレンジ変わってたりして。

9mm Parabellum Bullet

初めて見たし、アニメを全然通らなかったこともあってあまり楽曲も知らなかったんだけど、音が厚いなあと思った。2000年代後半のイメージが勝手にあったんだけどボーカルもいまだにきちんと歌えている印象だった。あの年代に活発に活動していたバンドのボーカルって今だいたい30代に突入しているんだろうけど若かったころとは発声の難しさが違ったりするのかな、と自分の好きなバンドを思いうかべながら聴いていました。普段激しい音楽を聴くことが少ないので、新鮮だった。キューミリといわれてもよく分からなかったんだけどなんとなくこんな感じのものなんだというのはわかったような…こんな一筋縄ではいかないのか…

DYGL

事前にどんなバンドなのか調べてきたのはこれだけだったかな、英詩が印象的だった。英詩のバンドってなかなか評価されないような印象があるので長く続けてほしい。演奏ももちろんかっこよかったし曲も好きだった。ちょっと気だるそうに演奏しているのが見ている人の雰囲気とあっていた。昼下がりに合うバンド。公式にセットリストが載ってないとよかったと思ってもどの曲かわからないので載せてほしいなあと思った。メンバーが今どきのバンドマンって感じで、顔小さいなあと思いながら見ていた。

好きな音楽が何となく固まってしまっているような気がする。

KANA-BOON

なんだかんだ毎年のように見ているバンド。セットリストは最初に最近の曲をやっていたのはリスナーに聴いてもらえやすくてよかったと思う。レイクサイドがパンパンだった。みんなが知っているような曲も多いので、盛り上がりがすごかった。イントロで何の曲か分かるし、みんな歓声が上がっていた。でも、最近の曲で盛り上がりが少なくて、それはみんなに認知されるまで時間がかかることも理由としてはあるけどちょっと残念だったなあという印象があった。

朝物販に行った時にキュウソとか他の人気バンドは買うのに並んでいたけど、KANA-BOONはほぼ待ちなしで購入できてたのにステージはパンパンだったのが不思議だった。グッズ買うほどファンじゃないけどステージは見たいっていう人が多いのかなあ。

フレデリック

 久しぶり(前に見たのは2014のラブシャ)に見た。セットリストも前半が今のフレデリック、後半が初期にやっていたダンスナンバーと大きく2つに分けられていて練られたものだったように思う。MCがほとんどないライブで曲を聴いてほしいっていう意図が伝わった。ベースがうまくて、ギターやドラムも2014よりずっとうまくなっていたように思う。最近の曲はベースがぐいぐいいっていてかっこよかった。そして、昔の曲も同じアレンジなんだけどアップグレードされている印象を受けた。3年でここまで進化したんだからこれからも進化し続けるのだろうな。楽器のうまいバンドがすきなので、これからも注視していこうと思った。

ポルノグラフィティ

みんなが知っている曲が何曲かあると強いなあ、ということを斉藤和義さんがラブシャに出たときに感じたけど本当にそうだなあと思った。フェス民はあまり見たことのない人なんだろうけど、ヒット曲満載で初めて見た人もそうでない人もみんな盛り上がっていたように思う。やっぱり一線で活躍する人はボーカルが強いしバンドも強いなあと思った。気合い入っているとボーカルの人は広島弁(?)になるということを知った。

NIKO Touches the Walls

 いつもラブシャ行く日にアクトはあるんだけど、見られていなかったのではじめてのニコ。夏の大三角形って何となく山下達郎さんのようなメロディーとボーカルなのかなと思った。晴天のラブシャによく合う。マシ・マシという曲が好みだった。アコースティックの音が夕暮れに心地よかった。また見たいなあ、結構すきかも。

 

マシ・マシ

マシ・マシ

  • NICO Touches the Walls
  • ロック
  • ¥250

 CORNELIUS

普段聴かないけど、サカナクションに突っ込むような体力はなかったので座りつつ見た。小山田さんの参加しているMETAFIVEは聴いていたので、曲は聴いたことないけど顔は知っていた。白い幕がかけられてそこへプロジェクターで曲のMVとか投影するんだけど、暗くならないとできない演出ですごいすきだなと思った。メンバーも一言もしゃべらずに淡々と演奏していくのが新鮮で、知らない世界を知れたような。アクトの演出はサカナクションとかに通じる部分があるように感じた。

サカナクション

今年も山口一郎さんはかわいかった。とにかく。

ニコニコしながら歌う一郎さんがかわいくてですね。「多分、風。」が好きなんですけど、ぶっとびましたね。みんな好きに踊ろう!というトラックがあったんですけど、自分のノリで踊るってことは思っている以上に難しいんだなあと思った。踊れますか、と聞くバンドマンはいるけど自分の好きに踊ってと煽るバンドマンはそう多くないのではないかと思う。みんな好きに踊ればいいのにね。

ここまで感想を書いたけど全体の印象としては、フジロックでは一番大きなステージで結構埋まってたぽいけどラブシャではあまり集客できてなかったコーネリアスを見ても客層が変わっているのかなと思った。若年層化するのが良いか悪いかなんてすぐにはわからないけど変化を恐れないことはいいことなのかなと思う。でも、大物が見られるフェスっていう印象だったからもし大物が見られなくなるならちょっと寂しい。岡村ちゃん見たい。

フェスの後にツアーないかなあと検索するようなアクトが見られて幸せだったなあ。

あとは人が多すぎるので何とかしてください!あんなにチケット売らないで!!

リストバンド交換所、何とかしてください。場内インスタ映え気にした感じなのに入口!!!!!!!!!!

吉田さんのせいで娘。を見に行った話。

 

モーニング娘。’17のコンサートに行ってきた。

私がモーニング娘。’17(以下娘。)を知ったのは2015年の話だ。ふとした時に千葉ロッテマリーンズに所属する吉田裕太捕手の登場曲がハロプロであることを知った。

選手名鑑|千葉ロッテマリーンズ

その当時、彼の登場曲が「TIKI BUN」であった。タイトルが変わっているしどんな曲なんだろう…と思ったのがきっかけ。


モーニング娘。'14 『TIKI BUN』(Promotion Ver.)

これを聴いて工藤遥さんめちゃくちゃかわいい、と思った。

 

 

ほんっっとうにパワフルでかわいくて、きれいで、強くて。年下の女の子の方が多いんだけど、頑張らないといけないなあと思った。ちぇるかわいいよ。 

すきなひとがひとつ年を取った

わたしのすきなひとが年を取った

老け顔なので年を取ったときがとても楽しみだけど今見ているだけの変化でも去年より今年のほうがずっとずっとかっこよくて美しい

毎年かわいいときれいとうつくしいとかっこいいを更新してくれるひと

わたしがはじめて知ったときはまだ大学生だったなあ

今ではそのとき小学生のわたしが大学生だよ

いまだにちょっと信じられない

わたしが大学生になるまでにすきなひとは内面がかわったなあと思う

ただのファンだしそんな詳しくはしらないけど

昔よりずっと自信もって仕事しているしそんなところがすきだ

仕事する男ってかっこいいなあと思う

昨日より今日の方が、今日より明日の方が、ずっとずっとすき

 

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遅ればせながら誕生日おめでとうございます。

http://www.johnnys-net.jp/page?id=profile&artist=12

 

否定すること

が苦手だ。

2つ以上のものを比較するときに、自分の選択したもの以外を否定することによって相対的に自分の選択したものの評価を上げようとする行為がほんとうにいやだ。

自分のすきだったり選択したものにそんなに自信がないのかと思う。

もちろん、具体的なデータを用いて「AよりBが優れている」というのは根拠のある理由だし、決してAを否定している訳ではない。

だけど、「AよりBが優れている、だからBはよい、Aは最悪」っていわれるのが嫌だ。Aを否定するためにBを利用しているという風にとれるし、客観的にみえる主観的な理由がさも客観的に見える理由として存在している純度の低い理論だと思う。

対象が自分じゃないだけでマウンティングと大差ないんじゃないのかなああ。

 

って思った話、ツイッターより長く一つにまとめたかったから書いた。

さいきんのメルのあたまのなか

すっっっっかりさぼっていました。全然4月聴いていた音楽とか覚えていない。

こういう音楽最近聴いているよ、っていうのを書いてみたいと思います。

 

SKY's the limit / ぼくのりりっくのぼうよみ

SKY's the limit

SKY's the limit

  • ぼくのりりっくのぼうよみ
  • J-Pop
  • ¥250

 こういう曲すきだなあ。ぼくりりくんのことは友人がすきで名前は時々聞いていたんですけど、曲にどんぴしゃでハマった。女装のMVすごいかわいいのでぜひ。

ぼくぁこういう曲をNEWSに歌ってほしいなあ…いつか…

 

狂乱Hey Kid's!! / THE ORAL CIGARETTES

 

狂乱 Hey Kids!!

狂乱 Hey Kids!!

  • THE ORAL CIGARETTES
  • ロック
  • ¥250

 メンがヘラってた時によく聴いていた。かっこいいよね、顔も曲も(真顔)。

 

あとはモーニング娘’17。のライブに行くことも決まったので、ひたすら音源漁っています。おすすめのものがあったら是非教えてほしい次第です!

 

あー、ライムス出るならノーナ最高祭!いけばよかったあああああ

 

プロ意識ってなんだろう

 

先日わたしのすきな選手についてのコラムが掲載された。

www.nikkansports.com

埼玉西武ライオンズ栗山巧選手。有名選手がFA権を行使して移籍してしまうような球団で16年間生え抜きとしてレギュラーをここ10年近く張っている選手である。そんな栗山選手はこの記事でこのようなことを言っていた。

(前略)「確かに全力でやるのがプロ。ただ、何に向かって全力を尽くすべきなのか。そこが大事なんです」(中略)

「高校生や大学生、社会人のように、あの試合が一発勝負で、すべてを懸けなければいけないなら、あの全力疾走でよかった。でも僕らプロは違う。明日も、明後日も、ずっと試合は続くんです」

「試合のたび、僕らのプレーを楽しみに、スタジアムに来てくれるファンのみなさんがいる。その方々の期待に応えるため、明日も試合に出られる選択肢をとる。プロはそこにこそ、全力を尽くすべきだと思う」(後略)

この記事は栗山選手の人間性がすごく伝わる記事ではあるのだが、その中でも一塁での交錯を避けたプレーに関して言及するところが彼のプロ意識を強く感じさせる発言であった。(ぜひ読んでみてください)

 

ふと。

 

この記事を読みながらあるアイドルのことを思い出した。

加藤シゲアキ。わたしのすきなアイドルだ。

彼は自身が連載しているシゲアキのクラウドで名古屋公演での醜態(本人いわく)を恥さらしとしてつづった。

わたしはその公演には行っていないし、実際にはどうだったのかはわからない。でも、彼が暗いホテルの部屋で小さくなりながら、後ろを向いて、(あえて)自分のことを悪く思う人たちのほうを向いて書いたであろう文章だということはわかった。

そこで前述した栗山選手の発言だ。栗山選手は、「プロは全力でやるものであるが、その全力をどこに向けるのかが大切である」「試合のたびに、僕らのプレーを楽しみに来てくれる皆さんがいる、その方々の期待に応えるために明日も試合に出られる選択肢をとることが大切」と言っていた。

加藤さんは「自分に負けた」とおっしゃっていたが、栗山さんの話を踏まえると決して自分に負けたのではないような気がする。今できる全力を傾けて公演を成し遂げたのだと思う。それは、自分にとって納得できるものではなかったのかもしれないが。プロとして、来てくださる皆さんに、公演に出演して、今できる全力でやる。それこそがプロなのではないかとわたしは思う。

なにが言いたいかってそんな自分のこと責めなくていいんだよ!!!!!自信もて!!!!!って話!!!!!!!!私も東京ドームの一階スタンドの最後列から見てるよ!!!!

 

 

メルのあたまのなか3/26週編

 

この週はノーナとベボベを見に行きました。それについてのブログはとりあえず下書きに眠っていますがいつになることやら…ゆっくり書きます(忘れてしまいそう)

では!気を取り直して。。

桜super love / サニーデイ・サービス

 

 けだるい感じと桜が意外と合う。新生活がだるいような人間なので「新生活!がんばろう!」とはあまりならないんですけど、この曲は波長があうというか。「きみがいないことは きみがいることだなぁ」という歌詞が印象的で深みがある。