Sweet Survivor

青緑の狭間に生きる

一瞬すきなアイドルがタカラジェンヌに見えた話【ふゆパラふぉ~ゆ~公演に行ってきました】

―ファンは誰しも推しがタカラジェンヌに見える瞬間がある。はず。

2019年11月14日、Winter Paradise 2019~ふゆパラ~ふぉ~ゆ~公演へ行ってきました。今チケットとグローブ座で撮った写真見ながらコンサートタイトル書いたけど長いな!ふゆパラで十分では(適当)。既にMADEがやっていてそれもNEWS担としてはたまらないセトリで、コンセプチュアルなNEWSのライブももちろん好きだけどニュートラルなライブもそろそろ欲してきているなあと思ったりした。このセトリの話もだいぶできそうだけど肝心のふぉ~ゆ~公演に言及できずに終わりそうなので割愛。

これまで散々プレゾンに関してのエントリを書いてきたのですがあまりふぉ~ゆ~について言及してこなくて、どうしてもカンパニー全体のことだったりプレゾンの沼に落とされるきっかけになった座長の話が中心だったと思う。でもしれっとラインライブほぼ毎週見ていたり、メディアに出るとなると録画していたり何度も見返したりしていた。少クラでえびとやったリリホワでなんで辰巳さんは河合さんの肩に触れて笑みを浮かべるのかとか変な視点で見るレベルで見返していた。家にあるBDをふぉ~ゆ~が踊っている映像ないかなあと思って探していたらKinki Kidsの「恋は匂へど散りぬるを」でバックについている映像を見つけた。まあ、すごかった。これまでジャニーズっぽいなあと思っていたダンスと違うダンスを踊っていて、そこで福田さんのダンスすきだなあと思った。そんなことで2019年はふぉ~ゆ~の活動を追ってきていたので念願の!コンサートだった。まあ~~~~~よかったのよ。色々見てきたけどあと5回入りたい~~~って思ったのは久しぶりだったなあ。 まず席に着いた時近すぎて死んでしまうのではと思った。多分そんなに近いわけじゃないんだろうけどグローブ座で1階引いたのがはじめてだったので緊張したし何回も深呼吸しちゃった。

・誘われてEX

もう最初に少年隊入れてくるのほんとすき!!!!この1年で本当に少年隊すごいんだなと思うことが多かったので、すきなふぉ~ゆ~がやってくれてうれしかった。まず最初にふぉ~ゆ~が1人ずつ照明をあてられるんだけどもうほんとふぉ~ゆ~がいる!!と思ったもんね。生のふぉ~ゆ~だ!!!!!!と思っていたらみんなが客席を向いてくれるじゃん。もうその時の完璧にかっこつけきった辰巳さん見て「宝塚のひと!!!!!!!!」ってなった。宝塚の男役みたいに眉がキリっとして目鼻立ちがしっかりしているように見えた。そんな辰巳さんがバチバチにかっこつけてくるのでEXの振りしか覚えていないし、半分以上辰巳さんにロックオンしていたからほかのメンバーの印象がない。もしもう1回見ることができるならここを重点的に見たい。一サビ前の「こっちこいよ」がほんとうに!!!!すき!!!!!!かっこよすぎてもう絶対そっち行っちゃだめだけど行きたくなる。このセリフを辰巳さんが言っていたけど絶対行ったら「そんなつもりじゃなかったんだけど」とか言い出すでしょ。ズルい男だよ。

ズルい女

ズルい女

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・Get Down

「げっだーん」の台詞は越岡さんが担当だった。台詞からスタートするバージョンだったんだけど、2019年にまさかふぉ~ゆ~を知って好きになるきっかけの今井さんのソロ曲が聴けるなんて思ってなくて、今思い出しても心がじわっとあったかくなる。この曲って結構リズムが早いというか言葉が詰め込んである曲だけどかっこいいと思っていたからうれしかったなあ。振付は23 to 24 Tourで越岡さんと辰巳さんがやっていたのっぽいなあと思うところもあれば違うなあと思うところもあったから一部変えているのかなあと思ったんだけどどうなんでしょう?曲が始まって盛り上がっていたのもうれしかったなあ。Bメロを一生懸命歌う福田さんがかわいかったなあ。もうこの曲の後は記憶なくなっているかもしれないと思って臨んだけど意外と記憶があった。でも強欲だからあと5回は見たい。

・Jam

いざなう!!!あのアルバム周辺の嵐って音楽的に実験していてわたしはすきです。How's it going?が1番好きなアルバム。最初の衣装はゲネプロの記事に上がっている写真で着ている衣装なんだけど、かちっとした衣装の中にメンバーカラーのリボンとか抜け要素があって大人の余裕というか子供心を忘れないいい大人な雰囲気を感じてこの曲に合っている。どう考えたってわたしのオタクの根本が嵐でできているんだから序盤で持ってこられたら信仰しかないじゃん。ずるい。大野さんパートを松崎さんが歌っていた(らしい)んだけどがんばっていた(らしい)。メモにはそうあるので多分そう。

この曲までの感想が目つきが狩りってあって思わず笑ってしまった。自意識過剰かもしれないんだけどめっちゃ辰巳さんに見られた気がしたのよ。ロックオン的な何かね。マジで怖かったよ。あの黒目が少ないような目で見られたら恐怖でしかなくない?ファンサマシーンというよりも的確に狩りに来るハンターでしかない。ファンサ曲で辰巳さんのファン狩ってるの見てほんとすごいなと思ったもん。嫉妬ではなく辰巳さんへの尊敬ね。

・GACHI×4

ガチ!ガチ!ガチ!ガチ!の部分をふゆっ!パラ!ふゆっ!ぱら!に変えていたんだけど、この序盤でメンバー紹介されるのありがたい。NEWSにはメンバー紹介ソングないので初めての感覚だった。もっと今年の6月にBS朝日で放送されたMy Anniversary Song(だっけ?)を見ておくんだったなあという後悔。キスミスは見ていたんだけどなあ。各々の紹介に愛があるよね。かわいい。

・Secret Code

ファンサ曲。メンバーがステージから降りて1階席から3階席まで通路を歩く。この曲の堂本剛さんめっちゃかっこよくてすきなんだけど、この曲を歌うふぉ~ゆ~もすきでした。初っ端にロックオンされて以来辰巳さんばかり見てしまっていたんだけど、自分の近くの通路を歩いているとき本当にこれは起こっていることなのかと信じられなくなった。その後、近くにお立ち台があって辰巳さんがしばらくそこにいるのも信じられなかった。まさか通路にお立ち台できると思わないじゃん。初めて間近で見た辰巳さんを見た私のメモ「辰巳 顔小さい 顔の造形」って顔しか言及なかった。本当に顔が小さくて頭も小さかった。ふとアイドルの頭の小ささを小ぶりのスイカくらいの頭の小ささって評したことを思い出したけど、小ぶりのスイカかそれより小さかったね。当たり前だけどめっちゃかっこいいのよ。周りのお客さんがファンサを求めていて思わずわたしも手を伸ばしちゃったのね。もう強欲よね、さっきまで事実が信じられなかったのにね。で、握手されちゃったのよ。てっきりハイタッチかなと思っていたから動揺したよね。隣のお客さんによかったねって祝ってもらえたんだけどもう放心していたから何が何だか覚えていないしこの曲のその後の記憶はない。もう辰巳さんのことしか見られてないよね、この後とかね。

 ・Misty

個人的には選曲の時点で120点だった。越岡さんソロでバックに福田さんと松崎さんがついていた。越岡さんは4人の中で1番声が細くて繊細なニュアンスの曲が似合うと思っていたんだけど、この選曲は他の3人では出せないニュアンスが出せる曲だったと思う。越岡さんってふぉ~ゆ~の中だったらリアコ感あるけど全然リアコじゃないし「え!あれそういう意味じゃなかったの!?」って問い詰めても「そんなつもりじゃなかったんだよね~」って軽く言い放ちそうな感じがたまんないよな。だいたい金持ちキャラな時点でリアコではないという指摘はやめてください。越岡さん大きいなってすごい思ったし、動き出した時の野性的な感じがすきだなあと自覚したのもこの曲。

・愛してる愛してない

辰巳さんソロ。ジャケットに白シャツ、柄のスカーフを巻いて出てくるんだけど辰巳雄大感がすごすぎてその時点で窒息しそうになった。めちゃくちゃにかっこつけて自分自身に酔いしれる辰巳さんがたまらなくすき。自分自身に酔えるのも一種の才能だと思う。歌い方が曲に合いすぎていて選曲がうまかった。事務所歴の長いジャニーズが他の人の曲歌うなら何歌うのか興味深い。自分に似合う曲を選ぶのかそれとも本当はこういうのやりたいんです!でやるのかとかね。Bメロの低音がしっかり出るのも年相応感があった。サビの高音のときにハスキー気味になるのより切実さを増して聴こえた。曲の後半でマイクスタンドを彼女に見立ててまたがるんだけど、1980年代後半から1990年代前半の岡村靖幸さんのライブの演出ぽくてすきだった。終始かったるそうに歌っていてほんとうにすきな曲目だった。かったるそうな雰囲気が出せるのも曲によっては重要だと思う人間なので今後もそういう歌唱が見たいと思った。

 ・Kissからはじまるミステリー

この流れ!!!!!!本家でもやらないよ!!!!!6月にBSの音楽番組に出演した際も歌っていたけれど、その時より今回聴いた方がうまかった気がする。正直愛してる愛してないの後であまり覚えていないけれど、福田さんのスキルアップを感じたらしい(メモより)。イントロのダンダダンダンダンダンみたいなのでキスミス!!!ってわかるからいいよね。多分福田さんと松崎さんが自分の席の真正面に来て「このままこの人達のダンス見続けたら狂ったくらい好きになってしまう」と感覚的に悟ったのもこのあたり。あの人たちのダンスって人間をおかしくさせる何かが含まれている。わたしは見続けたら狂っちゃうと思う。

 ・眠らないカラダ

洋風レストランにあるようなイスをつかった演出。こういうときのふぉ~ゆ~は四者四様で目移りしそうになる。わたしは1回しか行っていない上辰巳さんしか見ていなかったのであまり記憶になかったんだけど、 福田さんもかったるそうだった。わたしのメモには「目を合わせたらまけ」と書かれていた。さっきもだけど福田さんに敗北意識ありすぎ。見ていた辰巳さんに関しての言及は「こういうときのたつみは死」と書かれていた。何回死んじゃうんだ。ギラギラにかったるぶってる辰巳さんいいよね。PLAYZONE(2013)の情熱の一夜を思い出す。大サビの椅子の使い方かっこいいけどあれ体幹しっかりしていないとできなくない?ふぉ~ゆ~何者なの?

・Thank you for your love

新曲。題名にもある通りみんながいてくれてありがとうみたいな曲。記憶だとモーニング娘。のBe Aliveのようなリズムだった気がする。いい曲なのでふぉ~ゆ~も曲配信してほしい。仮歌でいいんで。

Be Alive

Be Alive

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・MC

福田さんが六星占術スマホ(私物)で調べながら話をしていた。確か水星人プラスが福田さん、金星人プラスが越岡さん、土星人プラスが辰巳さん、天王星人プラスが松崎さんだった。島田秀平さん気分になれて楽しそうな福田さんがかわいらしかった。金星人だと言われた越岡さんが「やっぱ?こういうところも金持ち?」と言っていたのが期待を裏切らずすきだった。辰巳さんの二面性があるというのにあってほしい~~~となってしまったおたくは私。天王星人だった松崎さんが「天王洲アイル?アウトレットがあるところ?」などといい会場を困惑させ辰越に「天王洲アイルでいいよ(怒)」「天王洲アイルは~」と言われていたのがいいふぉ~ゆ~でした。

・愛と勇気とチェリーパイ

メンバーの半分が33歳でもあんなにメンバー同士くっついて歌ってもらえるなんてありがてえって気分になった。楽しそうに歌っている4人をみて心がほっこりしたなあ。(正直記憶が薄い)

・Black Joke

辰巳「ふたりでひとりぼっち」雄大なんなの。どう考えたってまた惚れてしまうのでは???あそこのパートが辰巳さんなの似合いすぎでしょ。あの狭いステージで4人が踊ると迫力しかなかったよね。少クラの映像が有名だけど目の前で見ると「生だ~~~」って感動する。なんならここまでずっと生なのにね。当然だけど少クラのころよりうまくなっていてこれもお代わり候補です。

・Lily White

ここの2曲が黒⇔白で対称的なのいいよね。あんなに何回も見てきたリリホワが生で見られるなんてもう口半開きですよ。恥ずかしい。少クラだとえびが歌っていたからふぉ~ゆ~Ver.はどうなるんだろうと思っていたけれどあのパートをあの人がって感じで意外性もあってよかった。ここの2曲がハイライトだと思う。こういう曲の辰巳さんの表情は絶妙なニュアンスですきです。気合いの入ったニュアンスの示し方。

・TOUCH MYSELF

松崎さんソロ。バックダンサーは越岡さんと辰巳さん。途中までいい感じなのに照明が切られちゃう。そこのバックダンサーの横になり方が半分くらい家だったよね。照明さんが松崎さんがちょっと動けるくらいの範囲しか照らしてくれない(お決まりの)展開をやっているときのあの2人よ。どうしてネタになっちゃうんだろう~~~?って楽しみつつもいつかかっこいいだけの松崎さんも見たいわたし。

・リリック

 福田さんが着ぐるみを着て登場する。普段じゃ絶対しないんだろうけど指でハートつくるのやっててかわいいってなった。ラジカセを押してこれじゃない~!ってやってるのかわいかった。その後着ぐるみの頭を外すんだけどこういうドラマあるわ!イケメンが出るやつだ!と思ってしまった。また曲選がいい。福田さんとTOKIOがこんなに合うと思ってなかったし、福田さんの歌のうまさを改めて認識した。うまいのなあの人。ふぉ~ゆ~の自分に合う曲を選ぶセンスありすぎる。バックに越岡さんと辰巳さんがついていたけど2人も着ぐるみ着て喧嘩からの仲直りしていてかわいかった。

・DJ ZAKI

メンバーがDJできるのつよくない!?まさかふぉ~ゆ~のコンサート来ておーいぇーのコールすると思ってないじゃん。辰巳さんと越岡さんがゆめもMV衣装着て出てくると思ってなくて!?ってなったもん。ご丁寧にあのサングラスと羽もつけていた。


タッキー&翼 / 「夢物語」Music Video

 NEW HORIZONでキンブレみたいなペンラ振ったの初めてだししーはーはーであの振りしたのもはじめてだった。スシ食いねぇとかプレゾンを思い出しちゃったし、リアデラやると思わなくてびっくりした。サビ抜きね。終始福田さんがFと白で書かれた黒いキャップをかぶっていたんだけどペンラづかいが狂気だったよね。手動でレインボーつくると思ってなかったし、見た目がスチャダラパーにいそうでサブカルの人感しかなかった。

・シンデレラガール

「俺らの曲」とか言ってやるのは反則。どんなにかっこよくたって笑っちゃうじゃん。ダンスがキレキレだった(記憶)。この後「本日は~King&Prince公演に~」って言っていて笑いが起きていたんだけど「どうもふぉ~ゆ~で~す」といって袖から登場してE4U歌っていた。

・Heartful Voice

冬の曲で他グループが選ばなさそうな曲で、似合っていたなあ。この曲はサビにハモリがあるけれど越岡さんがやっていたのかな。本編の締めで使うのはこの曲がリリースされたころのツアーと同じで、愛があるなあと思った。E4Uで締めてもいいのに、あえてこれで締めたところになにかあるのかなとつい深読みしそうになった。ふぉ~ゆ~の歌うこの曲がじんわりとコンサートの余韻を残してくれて、帰り道に何回も聴いてしまった。

・PGF

「ぴぴっぴぴっぴぴーじーえふ」っていう聞いたことのないコールで歌っていたPGF。黄金期のちびっこが歌うイメージを勝手に持っていたのでふぉ~ゆ~くらいの年齢のPGFは新鮮な感じだったなあ。元々は少年隊の曲なんだもんね。

・Thank you for your love

新曲でしめられるのもいいよね。

 

終始福田さんが幸せそうに目を細めていてそんな福田さんを見てわたしもこんな幸せそうにしてくれていてうれしいし今日見に来れて幸せだと改めて思った。

本当にすきな演出もたくさんあっていろんな人に見てほしいコンサートだったので、ラインライブの配信ももちろんありがたいけど円盤でもほしいなあ。

20191025

 

ここ数日考えていたことで、すきな人が今やっている仕事を否定することってすきな人を否定することにつながるのではということです

じぶんのすきなひとがすきって意味がわからないのですが、すきなひとのことを自分がすきって意味ですね。すきなひとのしあわせを祈るあまり自分好みの活動をしていないとしあわせじゃないんじゃないかと思い始めるのは違うよなあというところも思うところです。

すきなひとが自分の望んでいるような仕事をしていないことに関して「きっと彼もこう思っているはず」と言ってもいないことを捏造して発信することは、その人はおそらく本当にそう思っているから悪意なんかないんだろうけど、誰も幸せにならないことだなあと思う。誰も幸せにならないのに、しなくてもいいことをする必要があるんだろうか。そりゃ誰だってすきなひとが幸せにならないようにとは思わないのに、自分だって(口では)幸せになってほしいと言っているのにこうなってしまったら悲劇でしかない。

○○がすきなこととグループがすきなことは必ずしも一致しないなあと思う

その人がすきだからそのグループも必ずすきかっていうとそうじゃないし、そうでなきゃいけないというわけでもない。ただ、どちらかを貶めるのは違う

グループがすきじゃなきゃいけないことはないと思っている。グループのメンバーを同じ熱量で応援できるひとはすごいなあと思う。他人の好みをどうこう言わなければ内心の自由なのではとは思う。グループが足かせだ、と憎く思えるようならそれは離れ時。

グループのことに関心がない人が見たら売れてなかったんだろうけれど、その積み重ねた年月を蛇足とか無駄って切り捨てるのは違うし失礼だと思うのよ、わたしは。

他人の積み重ねた月日はその人にしかわからない価値があるし、軽々しく否定できないと思う。いくらその人をほめたたえる目的であったとしても。

 

20191010

 

10月10日。

ふと「腰は突き上げることに意識するんじゃなくて引くことを意識するの!」という謎の言葉が頭に浮かんだ。この言葉は何かのコンサートのレポート(ブログ)にあった気がしたんだけど、パワーワードだな。

これを聞いてのこぎりみたいだな、と思った。のこぎりも前に出す瞬間よりも自分の方に引く瞬間が切れるから、引くことに意識を置くようにと言われた気がする。引くのも時として押すより大切だったりするのかな。

腰を突き上げる振付ってわかりやすくセクシーで艶めかしい感じになる。でも、全然そんな振りないのにこちらがそのように思う振付やダンスに惹かれる瞬間がある。その人が持つ雰囲気なのかなあ。色っぽいっていう形容が似合う人っているよね。個人的にはロングコートをはらって腰を回す感じが好きです。回すのね。Diamondみたいなのすきだなあ。ふぉ~ゆ~やんないかなあ。

嵐のMVを見た。昔嵐が好きだったころは大野さんがすきだったんだけど、今見直してみるとダンスは松本さんがすきだと思う。これもコーヒーが飲めたりビールがおいしく思うようになるのと同じように嗜好の変化なんだと思う。好みって変わるなあと思う。

 

ピンクとグレーの感想みたいな何か

読書感想文というには自分語り

そのとき私は中学2年生だった。

好きなアイドルの加藤成亮さんが芸名を変えて、作家デビューするという。朝登校すると友人とその話題になった。私は成亮という字面が好きだったから、なんだか寂しくなったことを覚えている。次に覚えているのは友人にハードカバーのピンクとグレーを貸してもらったことだ。月に1000円しか小遣いをもらえなかったので、このとき自分のピンクとグレーは持ってなかった。こうして私はピンクとグレーを読んだ。

「やるしかないの、やらないなんてないから。」

小説に出てくる印象的な言葉だ。主人公の友人であるごっちの姉が言うものだ。彼女はバレエをやっていたが発表会の最後に落下し寝たきりになってしまう。当時13歳の私にはその切実さを受け止めきれなかった。

時が過ぎて私は22歳になった。日々就活に励む日々を送っていた中、辛くなった時や意味を見出せなくなった時ふと思い出した。今やっていることや決断が正しいかどうかは後にならないと分からないけど、やれることはやってみる。それしかないんだ、と。しっくりくるものがあった。14歳の自分にはまだわからなかったその言葉が、年齢を重ねて経験を重ねたことで受け入れられるキャパシティが広がったんだなあと思った。自分は全然大人じゃないと思っていたしこの本に出てくる人物よりずっと子供だけど、そんな私でも大人になっていっているのかもしれない。

この本に出てくる人物はどこが大人で、冷めてて、都会的だと思う。初めて読んだ時、こんな大人に私もなるのかもしれないと思った。田舎に住んでいた自分の周りにはいない人だと思った。読み返した時、私もこうなる過程にあるのかもしれないと思った。冷めることは期待しないことで、それは大人になることなのかもしれない。大人になるということはキャパシティが広がることだけど、同時に全く知らないことをまっさらに受け入れて反応する機会が減ることなのかもしれない。それでも変わり続けていくしかないんだと思う。やるしかないんだから。

 

ピンクとグレー

ピンクとグレー

 

 

 

 

16年と17年。

 

【盛大な自分語り】

わたしがすきなアイドルのNEWSが結成16周年を迎えた。ただただうれしい。1年1年またNEWSが歴史を積み重ねることができる喜びと、それを見ることができる喜びを感じている。

わたしはなぜNEWSがこんなにすきなのかということを再認識しようとする機会が多い。16周年だなあと思うと次にはなんですきなのかと自問してしまった。小学6年生の春、この人かっこいいなあと思ってから今年で10年。もはやかっこいいとかそういうときめきより人格形成に少なからず関わっていて、活動を追いかけることがライフワークという存在に近くなっている。

「めるさんってNEWSの加藤がすきなんだね(原文ママ)」

最近働き始めたバイト先で言われた。どこがすきなの?顔?雰囲気?と言われたけど、顔がすきなのは当然だ。だって人格形成に関係しているんだから。わたしが加藤さんのことをすきなのはわたしらしいことなのか、それとも意外なのかとも考えてしまった。別になんだろうがすきに変わりはないんだけど。一般人から見たら好奇の対象なんだろうけど他人がバイトしてまでつぎ込んでいるものを勝手にエンタメにされるのは勘弁だ。わたしが切り売りするならともかく。

「友達にすきなアイドルのどこがすきっていうのが正解なんだろう」

アイドルがすきな友人に言われた。顔はもちろんすきだし、仕事に取り組む様子もすきだし、実現させる努力を怠らないところも、雰囲気もすきだ。ぜんぶじゃないの、とわたしが言った。ぜんぶって相手からしたらなにこのひとって思われない?と言われた。他人が求めているのはかっこいいアイドルの表面がすきっていうことじゃないと続けられた。結局顔がすきって返すバカなアイドルのおたくが見たいだけなんだろうか。

結局なんで加藤さんがすきなのかはわからない。今井さんのことなら言語化できるのに。バカみたいに素直でまじめで、やりたいことを素直に表現できて、それに向かって取り組める姿勢と佇まい。わたしのなかで加藤さんの存在は言語化するにしては大きすぎるものなんだろうか。加藤さんのどこがすきか、を探すために今年もNEWSをいとおしく思っていく。

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20190827

いろいろやってらんないよね、と思うことがある。

なんでわたしのすきなひとたちは報われないんだろうとか、望みがかなったのに何がそんなに不満なんだろうとか。

人間生きているだけでいいって最低限の欲望が満たされると今度はきれいな服着たいとかいい環境で寝たいとかすきなひとを応援したいとかどんどん欲求上がっちゃうよね。おたくも「歌って踊っているだけでいいから」って言ってたのに「わたし好みの風貌に」とか「こういうことしてほしい」とか「この子とやってほしい」とかどんどん欲求レベル上がるよね。

 

報われないときも、もしかしたら報われるかわからないだけでまだ報われないって決まったわけじゃないのかもしれないと思う。あくまで報われるための道のりであって、あとで振り返るとこんなこともあったなあと笑えるんじゃないかと。超楽観的。

すきな曲がこんなこと言ってたんだよ。

最新はもう最新じゃない

さぁ 悔やんでも仕方ない

生きてるって素晴らしいんだ

モーニング娘。 Be Alive 歌詞 - 歌ネット

毎回泣いちゃうのよね、あとHappy大作戦ね。多幸感に泣けてくる。

ねぇの「今の自分信じて」「全部むだじゃないから」も何回も救われた。報われないなあと思うと聴いていたし、不安なときも聴いていたなあ。

「むだじゃないと信じたらむだじゃなくなる」と信じている。

半年たっても飽きずに見続けている話

【本当は8/8の前に書き上げたかったんだけど遅れてしまった】 

いや~~~~暑いね。めるです。

ふとブログのアクセス先にの割合を見ていたらまあこれが多かったんですよ。

 

kkjsbks.hatenablog.com

kkjsbks.hatenablog.com

 みんなすきね、プレゾン。夏真っ盛りだし夏だ!海だ!プレゾンだ!!!!!みたいな思考になるのは分かるんだけど、こんなに見られているとは思わなかったのでひたすらびっくりした。だって推しのこと雨雲台風呼ばわりしているし、天才!!!!みたいな事しか言ってなかったからさあ。

今井さんが「すべて」のす・べ・てのリズムで腰を突き上げていて(引きでもわかるくらい)これは禁じ手の音ハメだなと察した。腰に魔物がすんでいるのは知っていたけど気が狂ってる。「秘技・腰の音ハメこと腰ハメ」って感じだよね。しかもこんなにしていても決して下品にならないのが恐ろしい。

あら、新しいプレゾンよ! - Sweet Survivor

「禁じ手の腰ハメ」ってなんなんだ。腰ハメってなんなんだよって話でしょ、腰突き上げまくっていることです。Gif作る気はないのでお手元にさよなら!~ある人は情熱の一夜見直してみてください。同じ部分で林翔太さんはステップでハメてます。おそらくこれが通常の音ハメだと思います。これ以外にもクラップとか手を突き出したりして音ハメしてるし、もちろんステップ は音ハメだしミッケ!状態です。ちなみにその前に指で何やらタイミングを計っています。

だいぶ書いてしまいましたが2月にリンクつけたブログを書いてからもまだまだプレゾン見ているし、また発見していてなんだか楽しいよ!わたしはここがすきになってしまいました!!!ジュニアコンもあるしもう一回見たいなあ!!!!ってことをこのエントリでは書くので良ければお付き合いおねがいしますね。

最初にさんざん情熱の一夜について述べてきたので今回も「★さよなら!~青山劇場★PLAYZONE 30YEARS★1232公演」について(わりと)最初からつらつら書いていきます。情熱の一夜は除外でね。

 

 

  1. ROAD TO PLAYZONE 単純にトラジャとか客席から遠くない?ROAD TO~。なんか青山劇場の奥行きめちゃくちゃあるんですよっていう紹介してくれるよね。(この間のダンスもなかなかすごい)で、サングラスの人がゴンドラにのって出てくる。2012年の宇宙人サングラスとはまた違うものでどちらかというと気まぐれ~でふぉ~ゆ~がつけてるみたいなのだったと思う。覇王の帰還。で、ふぉ~ゆ~がよくトラジャが単独で使うジャングルジムみたいなのに乗って出てくる。という展開。正直次から見たりしちゃう。
  2. ダイヤモンド・アイズ 今井さん以外全員出てくる。おそらく出る予定だったんだろうなあという感じもよくよく考えるとするんだけど、そこはうまくパートを入れ替えていたりしてぱっと見はわからない。とにかくこの曲の福田さんの間奏で肩を回すみたいな振りが人よりワンアクション多くてきもちわるくてすき。
  3. メドレー(What's your name?~What's your name?) これの屋良さんの動きがすごすぎてそこだけ映像の解像度が違うみたいなことになっている。いや、みんなが下手なわけじゃないの、屋良さんがおかしいの。出てくる時から完全にステップ音ハメしてくるし。1回目のWhat's your name?の衣装なんとかなんなかったのかねえ。あれ以外は基本的にスーパースキニーだけどあれだけやたらと脚太く見えている気がする。歌っているとどんどんボタンが外れてもはや着ている意味ある…?みたいなことになってしまう今井さんがすきです。この曲の指でタイミング取っているのも多分ベースでとっていると思うんだけどお札数えているようなのよね。割とそんな感じで指ピロピロするのもくせなのかなあ。
  4. Venus 私利私欲アミーゴの進化形。(2013年のプレゾン参照)
  5. 出逢えるまで はやししょうちゃんオンステージ!!!!林さんのためのハット、林さんのためのジャケット、林さんの歌。
  6. カンペキ! はあ、カンペキ!だよ~~。カンペキ!すぎるじゃん、昭和っぽい感じで自信が見える表情で歌う松本さんもうさあ。幸大くんって自信がなくても自信があるような顔してくれるじゃん、めちゃくちゃ強いしかっこいい。後ろについているトラジャの宮近さん、中村さん、吉澤さん、梶山さんもめちゃくちゃいい。宮近さんのダンスってくせあるなあと思ったんだけど、吉澤さんのくせのなさでうまく合わせられているというか足してちょうどいい感じがする。トラジャ担にはどうなってもいい~のメドレーをもちろんおすすめするけどこれもいいと思う。のえるさんとしめちゃんは出ていないけど。
  7.  宗教。やっぱり間奏終わりにバチバチに音ハメしながらこちらに向かってくる今井さんがたまらなく好きだし、最強だなあと思う。別に身長もそんなに高くないし人気や実力なら他にも優れた人はいるのかもしれないけど、あそこの雰囲気の出し方と立ち振る舞いが最高だし、もっとこういうの見たいなあと思う。宗教の教祖になれそうな感じのタレントさんいたらやってほしい。金剛力士像みたいな岡田さんしか思い浮かばないんだけど。

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  8. まいったネ  今夜 林さんと中山さんの組み合わせはお互いに声が生きていて合う組み合わせなんだろうなあと思う。しょうちゃんは出逢えるまでもだけど活躍しています。後ろでトロンボーン吹いている山本さんの「これやってるのりょうちゃん!」という主張がすごい。
  9. 気まぐれ One Way Boy 最初の映像なんかすごい気合い入れてますよね。何年か前のプレゾンのクソダサアニメからどうした!?って感じですよ。めいっぱいかっこつけているふぉ~ゆ~すきだよ。辰巳さんのあのパーマがねえ…。すぐパーマかけたがるけどねえ。個人的にはストレートの方がすきです。基本的に2012年のと演出の変化はないです。
  10. FUNKY FLUSHIN' 宮近さんのMC力を感じる。しめちゃんかわいい。これはお兄ちゃんチームの衣装の方がすき。
  11. アンダルシアに憧れて これ、絶対2013年の方がいい気がする。歌唱の感じが違うので別の年Ver.持っている人は比較してほしい。カンパニーのみなさんの表情の作り方、パフォーマンスの雰囲気が重厚で「最後にかっこつけさせてくれ」という感じもでている。あの赤と黒いスーツもすきだし、手振りで色気がぶあっと出てくるのもすき。青春アミーゴ勝手にしやがれみたいな男のかっこつけみたいな曲だと思っているので、かわいい男の子がやるのもすきだけどある程度年齢いった子がこの曲どう解釈してくるかというのに関心がある。8月8日のだと岩本さんとかね。(追記:少クラの松村さんのは赤西さん風味だった気がする。あの腰の布がもったいない)
  12. 情熱の一夜 (省略)リンク見てください、この曲で4000字近くしゃべってます。

    f:id:kkjsbks:20190519171236p:plain  あら、新しいプレゾンよ! - Sweet Survivor

  13. FUN DANCE やらゆうまがわざとらしい笑み浮かべるの好き。屋良さん後輩にちょっかい出しまくっててかわいい。(主に山本さんと宮近さん)最後に抱っこされている越岡さん(あってたっけ)とか「べ、別に興味ないですけど」って感じの山本さんとかかわいいよね。辰巳さんのお手振りもかわいいし梶山さんはうざい(ほめている)。全編通して梶山さんおいしい気がする。
  14. ケジメなさい 
  15. どうなってもいい~It's BAD どうなってもいいよりいつばでしょ。のえるさんが自己陶酔した感じでセンターに出てくるんだけど、この人はこういうのが似合うなあという印象。そのそばで支えるのが梶山さんと吉澤さんという割と癖がなさそうな感じの2人なのもすきだし、覇王ポジに森田さん来ているのもすき。すべて掌握していそう。「どっれすのいろで!こっころをきがえて!!めいくあっぷじょうずにされても!!!こっころはかえられない!!!!~」のところが節つけられているのがなあ~~わたしはだれかがやるのがいいのかなあという気もした。元々の曲だとその部分はラップなので。聴いていくと明らかに途中からコーラスがはいっているんだけど「たまらなくにくうぃ~」って歌っていて「ああ…もしかしたらやるつもりだったのかな」と察したよね。他の年でもヨイショッ!とかで実際にあるんだけど、出ていないときでもボーカルの下に入れていたりするよね。そうした事象の積み重ねでトラジャのいつばが実現して、この後何度もやっているのかもしれないと考えると運命というか不思議な気持ちになるね。

     

    It's BAD

    It's BAD

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  16. Mi Amor~あなたという光~ はああ、手越さんやんない?こういうの。たまらないよね、一つ一つの動きが重々しくて色気しかないのがすごい。角度とか手の伸ばし方にひたすら見とれる。あのゴテゴテジャケットにぴったぴたパンツで最高にスタイル良く見せていて、自分をスタイル良く見せてパフォーマンス自体の見栄えを上げようとする執着を感じる。歌唱も重々しくて曲と合っている。伸びのいい声かといわれるとそうでもないし、キーも低いんだろうけどリズムに乗れて感情をこめているとこんなに悪いところもいいところでカバーできるんだと思った。ハスキーな感じなのも悲しさが増長されている気がする。こういうのやってくれる人いないんですかね。加藤さんもこういうのチャレンジしてほしい(言霊)。
  17. 真夏の夜の花 山本さんの得意な感じのダンスでとなりの松本さんと比較すると対照的。そういう風に見える要因は重心の違いやひざと腰の使い方なのかなあと考えたけどわからん。松崎さんのイントロの感じがすきです。間奏で座りこむ辰巳さんがすっごいすきで、声に出さなくても悲しみや諦めや虚しさが伝わってくる。これがダンスですべて表現するってことなのかなあ。
  18. 硝子の少年/がらすの・魔法・
  19. 幻炎(ほのお)これは屋良さんの方が合っている気がする。あそこで宮近さんが来ると思わなかった。
  20. 運命のひと 辰巳ママ~~~~~!!!これこのメンバーでやっているのすきだなあと思った。きちんと初めてこんなに好きになったっていう純愛な感じが出ていた。
  21. We'll Be Together いま、いまだからこそ、重要な曲。千秋楽のサプライズの青いサイリウムめちゃくちゃきれい。
  22. マーチ! あそこの真ん中に宮近さん来たのうれしかったなあ。やっぱりあの重厚感がたまらなくなって、2012も見直してみたけど、2015は出ているメンバーのスキルの上昇は感じる。フォーメーションが難しくなっているような。
  23. Guys PLAYZONE 言うまでもなくよい、サングラスは奥の奥の奥へしまう。
  24. Liar どこで見られるんですか????これこそ追悼企画や東京ドームでやるべきだったのでは????と個人的に思う。

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PLAYZONEという名前自体なんだか出しにくくなっているのかなあ?と推測されるのですが、この舞台は会社の沿革に出ているようなものなので触れないのもなあという感じはします。トラジャが結成されたのもこの舞台でだしこれからもそれぞれの形で大切にしてほしいなあと思っています。だから、わたしは騒ぎ続けてしまっているしこれからもときどき騒いじゃうんだろうなあという気がしています。

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Travis Japanの進化と宇宙Sixの進化を楽しみにして。