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フレッシュにねむい

青緑の狭間に生きる

私がノーナを好きになった2つの理由


P-O-P-T-R-A-I-N

P-O-P-T-R-A-I-N

この曲を聴いて興味が湧いたという人はこの先も是非読んでほしい。湧かなくても読んでやるよという人も大歓迎。私は最近好きすぎて悶えているけど。この曲をリリースしたのはNona Reevesというバンド。

ノーナ・リーヴス(英語表記:NONA REEVES)は、1995年に結成された日本のポップ・ロックバンド。所属事務所はココモ・ブラザーズ、所属レコード会社はBillboard Records。

結成は私が生まれるより前であり、来年20周年を迎えるような中堅どころのバンドである。メンバーは三人だがベースレスであり、ベース溺愛の私は衝撃を受けたがそれ以上に曲が好きだ。踊ることを考えて曲作りがされており、単純にメロディーが好みで、歌詞の意味のなさもまた好きだ。メロディーは無駄にいい。無駄に。THE POPSといった感じがする。渋谷系とかシティーポップなんて呼ばれるジャンルに区分されるらしいが、シティーポップ好きかも…と思わせてくれたのはこのバンドだった。なぜ、私がシティーポップ好きかも、と思ったのか。それには2つの理由があった。

① 電子音を多用していること
私は普段、ギターロックをよく聴く。私の好きなロックは、電子音を使わない曲が多いので、あまり電子音を耳にすることはない。しかし、渋谷系やシティーポップというジャンルには、ほぼ必ず電子音が出てくる。私は楽器の音をした電子音があまり好きではないのだが、ここで出てくる電子音は、シンセサイザーなどといった、元々の楽器から電子音なものが多い。そのため、私でもすんなりとハマることができた。また、ギターも普段聴くものでの音色とは異なり、カッティングが多く、音色との相乗効果でエロいな、と感じるような音をしている。最初こそ戸惑ったものの、癖になる音だ。

②歌詞が具体的
最近の邦ロックはとにかく抽象的だ。君とキスしたいとか、結局はそういう感情を歌いたいのに、何重にもオブラートに包んで原型が何なのか分からないようにしてある。それが日本人らしさや、奥ゆかしさにつながるのかもしれない。しかし、時としてそれは煩わしさを覚える。これを読んでいるあなたにも、そういう感情を抱いた経験があるだろう。この歌詞は一見こういう意味だけど、実は同音多義語でこういう風にもとれるなあ、いや、でも、この言葉とこの言葉があるとこういう風にも…。私は読解力に欠けるのと、飽きやすい性質(実はこの記事だいぶ寝かせてある)からか、この様に堂々巡りに嵌ることは少ないのだが、他の人はよりその機会が多いのか、と思うと「お疲れ様です」と声をかけたくなる。ここまで長々と前書きを書いてきたが、簡潔にいうと、NonaReeves、ひいてはシティーポップには抽象的な歌詞が少ない。踊り疲れた僕が、君を見て一目惚れして、どうやったら振り向いてもらえるかな、というのが王道展開。海辺でくだらないの中にのような曲を聴くよりか、おしゃれにWelcome to the P-O-P-T-R-A-I-Nの方が気分が上がるし、なんとなく海辺っぽい。(くだらないの中には好きである) 歌詞の意味のなさというのは、先述した電子音が入るアレンジと関連性があるように思うのだが、相まっておしゃれな音楽の雰囲気を醸し出しているように思う。

ここまで読んだ上でもう一度、この曲を聴いてほしい。


P-O-P-T-R-A-I-N

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POP STATION

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