久しぶりに閃光スクランブルをよんだ
私たちが見ているのは虚像なのかもしれない、ってアイドルについての小説読んだら思ったし、それは星の王子さまにある「大切なものは、目に見えない」っていうことと通じるのかなと思ったし
— m e l l . (@iorem00) 2017年1月25日
きらびやかなふりをしてて実は質素な暮らしで、魅力があるように見せて実は虚無なんてなんか儚くてかなしくてどうしようもなくなるしわたしが救うすべもない
— m e l l . (@iorem00) 2017年1月25日
再び沼に落ちたので、家にあった著作を読み直してみた。ピンクとグレーも読んだけど、読み進めるのがつらくて、でも読みたくてという葛藤がどの作品読んでいてもある。「求められることをやろうやろうとしてのめり込んで抜け出せなくなる」という描写がピンクとグレーにもあったなと唐突に思い出した。わたしはどうしても著者のことがすきだから著者のインタビューだとか視点(とわたしが認識しているもの)を通して見てしまっている部分があって、本作は本当につらかった。デビュー直後に必要とされていないと感じていた人が何回も挫折や遠回りをして今こうして、その経験が生きているということが報われている瞬間なのかもしれない。
この話って特段アイドルだけじゃなくて。時代とバランス、必要とされていない、本当の自分とは、どこが良いところなのか。毎日うまくいかなくて、でも生きていかなければならない。そういう人間として誰しも共感しうる内容が根底にある。だから、自分とはかけ離れた世界の話でも共感できるし自分のように感じられる。