Sweet Survivor

青緑の狭間に生きる

ないものは自分で生み出す精神(受験体験記)

 

国公立を受験した人はそろそろ前期の合否が出そろう頃で、不安でいっぱいのことだと思います。わたしも去年はその立場でした。滑り止めで受かった某東京の私立大学に入学金も入れず、前期に受験したところの二次判定も芳しくなく、さらに中期・後期日程で受験する予定のところの判定も絶望的だった去年のわたし。よくネットに上がる受験体験記って

自担の大学に行きたくて!とか私立の話ばかりじゃん??

(ほんとうにおおい)

国公立の話ってすくないよね。。すぐ国公立っていうと頭いいんだねとか言うけどそれ絶対旧帝大!!!国公立って言っても北見から琉球まであるんだぞ!!!!

って顔する(どんな顔)。

ってことで国公立大学(仮)に通うひとによる受験体験記。

 

わたしは自称進学校と呼ばれる公立高校に通っていたので、1年生のときから「国公立大学進学を目指すのが当然だよね?」みたいな校内の雰囲気がありセンター試験受験は絶対という暗黙の了解がありました。(多かれ少なかれ公立の自称進学校はそのノリ)まあ、国公立めざすか。ってなるよね。なんとなくSTARSと呼ばれる大学を目指すことになりました。模試の判定もそこそこで、このままいけば合格しそう、とは言われてました。

そしてセンター試験でわたしは衝撃的な事実に直面します。

ボーダー点前年比50点UP

わたしの志望していたSのつく総合大学はわたしが受験する年、学部改組をしたために異常な人気になりました。まじで。これを予想していたのはクリスマスセンタープレを行った東進だけでした。代ゼミ駿台も予想出来てません。

担任に「これだと二次で挽回と言っても200点しかないから厳しいよ」と言われ、何が何でも現役を厳命されていた当時高校生のわたしは「じゃあ地元でいいです」といってあっさりレベルをさげました。

しかしいくらセンターに毛が生えた程度の二次といっても今まで200点で現代文のみという(比較的)楽な二次から現代文古典の国語と英語の2教科あって600点とかいう逆転もありうるという配点の大きな二次では負担が違います。ましてや現代文だけだもんねなどといい記述対策をほぼしていなかったわたし(ひどすぎる、やり直したい)は「お前、記述大きいから厳しいぞ」とまで言われていました。(記述判定C)

しかし、念願のひとりぐらしからヒモ生活へと目標をシフトさせたわたしはめげませんでした。毎日学校に通い、国語と英語をやってました。国公立大学とある問題集の大抵は旧帝大以上の国公立大学を指すことも初めて知りました。

センター試験レベルとある記述型のものを買うべき)

一応使っていた問題集も挙げておきますね。

 

 

国立大の漢文 (高校上級用) (1日1題30日完成)

国立大の漢文 (高校上級用) (1日1題30日完成)

 

 

得点奪取古文―記述対策 (河合塾SERIES)

得点奪取古文―記述対策 (河合塾SERIES)

 

あとは進研ゼミユーザーだったので合格への100題を ひたすら解いてました。国立大の漢文は毎日1題解く形で高校上級用とはありますが、センター7割くらいだったらできるんじゃないかな。すごく安い(300円とか500円くらい)のでとりあえず買ってみようかなでもいいと思う。古文のものは古文しか使わなかったのですが、現代文と漢文も出ています。解説が詳しく、わかりやすかったです。一周は終わったかな(クソ)。これと並行して過去問10年分を先生に添削してもらってました。過去問10年分とか旧帝大とか有名私立じゃないと手に入れるのすごい大変なんですけど、学校の進路資料室みたいなところをぜひ活用してください。(あとは同じ大学志望の子同士で問題を共有するとか)

ひたすら過去問を解きつつ、千葉ロッテマリーンズのニコ生見たり、私立受験にかこつけて東京ドームに行き野球殿堂博物館行ったりしてました。

そうこうしているうちに2月25日。とにかく集中して悔いのないようにしようとだけ思って解答用紙を埋めてきました。なんか傾向が変わった大問が多くてびっくりしました。(英作文とか変わりすぎ)

で、受験終わって一応中期も受験するつもりだったので、日本史をやり直していたんですけど、とにかく同じ学科を受けたのが10人くらいいたので、試験の話を耳にする機会が多く、聞くたびに自分は自分と思いこむのですが耐えきれなかったこともありました。受験が終わった後にあれこれ振り返るのはよくない。

 中期が前泊するところの会場で受験だったので、前泊のホテルに移動するところで合格発表になりました。真面目にここに受からないとお金入れた私立の可能性90%だったので(浪人する気さらさらなかった)、合格発表の前は具合が悪かったです。

なかなか合格発表が見られなくて、そわそわした記憶があります。ツイッターで友達にDMで送ってくれと頼んで見せてもらったら番号があって安心した記憶があります。泣いたとかじゃなくてこれで落ちたら仕方ない、くらいに腹もくくってたので安心が先に来ました。

次の日。念願のプロ野球オープン戦のために朝早く高崎から横浜まで湘南新宿ラインにのっていった記憶があります。

大学生は一年の三分の一くらいは休みなので楽しいです。休みだいすき。

家のヒモも家事しなくていいし、収入全部趣味につぎ込めるからサイコーだよ(ゴミ)。一人暮らしもいいけど、家のヒモも強くお勧めします。あたりまえだけど、やりたいことを勉強するために大学に行くので、やりたいことを学べる学部が地元にあればの話。

 野球も音楽も両立しているのは家のヒモだからだと自覚しております。めちゃくちゃたのしい。

 

おいでよ家のヒモ生活。