Sweet Survivor

青緑の狭間に生きる

2017年、すきだったなあというライブアクト

 

2017年、わたしは12月31日までバイトの出勤があったので年末感はあまりなかったけどバイト先の混み方は年末だったなあ。

ってことでライブアクトふりかえります。今年は去年野球ばっかり行った反省を踏まえてライブに積極的に行った。今年初めてワンマン行ったバンドとかアイドルとかある。ぜんぶめっちゃよかったんだけど、そんな中でこれはすきだったなあというか印象に残っているというものをピックアップします。

 

あやめ(NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND 6/10 東京ドーム公演)/加藤シゲアキ

 

NEVERLAND(通常盤)

NEVERLAND(通常盤)

 

 

見ている人に次は何が起こるんだろうってドキドキさせたり緊張感を持たせるようなライブって、ライブというもののある面において目指すべきものだと思っているんだけど、このアクトはそれがあったなあと思っていて。前評判からこれはすごいっていう話は聞いていたんだけど思っていたよりずっとすごかった。最初から加藤さんの一挙手一投足に目が離せなくなっていた。途中からなんか泣けてきて、、なんで泣いているのかもよくわからないんだけど、すごい彼のやりたいこととか伝えたいことが伝わってきたかのような気がした。大サビ部分の演出のスリリングさが伝えたいことの実現の難しさとリンクしているようで本当に好きだった。加藤さんは脳みそ露出狂とか言われるけど、自分の好きな人の考えを知れるなんてだいぶお得だと思うし、それだけで推しててよかった~と思う。ま、毎日思っているけど。加藤さんがサブカルクソ野郎なのすごいすきだし、なんならわたしも加藤さんのせいでサブカルクソ野郎になったわ。今も更新中。

 

あなたがいるなら(Cornelius Mellow Waves Tour 2017)/ Cornelius 

 「あなたがいるから」ではなく「あなたがいるなら」。だからには反復的・恒常的に起こる関係を表す意味があるのに対して、ならばにはならばの前に来る事象を仮定した場合にそれに対する話し手(書き手)の願望や命令を表す意味があるそう。*1 

このライブはめちゃくちゃストイックでかっこよかったしいまだに思い返すこともあるんだけど、この曲はアンコール前に演奏された曲。このツアーの前に出たアルバムの1曲目で、曲に魔法がかかっているかのようだった。一際大きな歓声が上がってあのドラムの音が鳴った瞬間、「わたしはこの曲を聴きにライブ見に来たんだなあ」と思った。この曲は演奏するのが非常に難しいとは思っていたんだけど、さらっとこなしているように見せるのが美学だしかっこよさをより感じさせられた。努力をした過程を隠さず汗をかいてこなすことももちろんかっこいいんだろうけど、努力を見せずにさらっとこなすことのかっこよさを感じた。こんな曲が日本にあることや、わたしも知ることができたことをうれしく思う。音楽は自由だし平等なんだなあと思った。そこにわたしたちの中の勝手な感情によって評価をつけているだけで。

 

去年もたくさんライブ見られてたくさん感動できたので今年もいい経験ができたらいいなあ。