Sweet Survivor

青緑の狭間に生きる

【レポのような何か】気がついたらほとんどの公演を買っていたはなし(サマパラトラジャ編)

 

 

お世話になっております。(といったメールばかり書いているので、そのような書き出ししか頭になかった)

気が付いたら8月(注:書き始めたのは8月でしたがもうエンターセブンも始まりました)ですよ。もう今年は終わっていいくらいにいろんな出来事がありましたね。バーガーキングがクリスマスの飾りつけするのもわかる。

例年チケットが取れない(イメージ)のサマパラが今年はオンライン配信、かつTravis Japan(以下トラジャ)はソロ配信と聞いたわたしは、即刻上司に「7日(しずやくんの配信の日)休みとっていいですか」と聞いてしまった。(弊社はお盆休みがない)

ソロ配信ってことは各々の魅せたい世界が存分に見られる!!!と期待が高まった。しずやくんは自己肯定感がやや低めで見ていて心配になることもあるんだけど、みんながいるからしっかりしなきゃの精神で動いているいいやつなわけで、もし数字がないとかそういう悲しい現実が突き付けられたらと思うだけで胸が締め付けられそうになった。つらい。

そんなことを最初は思っていたからしずやくんだけ全部買えばいいやと思っていたのに気づいたらのえるさん、中村さん、げんたくん、しずやくん、松倉さん、宮近さんの6人は買っていた。(しめちゃんはあいにく仕事でした、先日の配信で買えばよかったと後悔)まじで沼。言っておきたいのは加藤さんが一番だし、辰巳さんが二番でトラジャはプレゾンと88で応援しようと思った人間であるということです。ソロコンだいすきだし、1500円で見られるし、チケット取っていた舞台も返金になっちゃって、自暴自棄になりかけていたわたしにはたまらないコンテンツだった。軽率な課金。

前書きに600字近く使っちゃったけど、感想述べていきますね。

 

○のえるさん

天才。ジャニーズが制作する舞台に多く出てきた人間だからこそできるメドレーをやったこと、一人で夢のHollyWoodをやったこと、みんなみんなのえるさんが考えてつくり出したものだってわかるものだった。メディア向けの取材で、アンダルシアに憧れてをやっていたことがすごくうれしくて、88の時もものすごく似合っていたことを思い出した。今回のえるさんがやったアンダルシアの振付けは大きく3つに分かれるんじゃないかと考えているんですが、1つ目はプレゾン(ソンダン)の振付(最初から1回目の間奏まで)です。2013年から2015年にかけて行われたプレゾンではアンダルシアをやっていましたが、フラメンコをインスパイアした振付が印象的だったかと思います。(下に収録されている作品のURLを貼っておきますね)

 2つ目の8忍者に囲まれる振付はWWTPのものじゃないかなあと思います。(自信がない、もしくはあの近辺のプレゾン)WWTPの頃に少プレで行われたアンダルシアは同じように「囲まれていた~」で周囲をバックの子が囲む振付がされています(当時はM.A.D.)。WWTPにのえるさんがストーリーテラー役で出演していたと聞いて、抜かりないのえるさんならやりかねないとひそかに睨んでいます。

注:WWTP:舞台「World's Wing 翼 Plemium」の略語。World's Wing 翼 Plemiumとは2007年から2008年にかけて行われた今井翼主演の舞台のこと。

3つ目のジャケットをくわえてつかむ間奏の振付は東山さんオリジナルのものかと思われます。88でもやっていたし、カウコンでも披露される振付はこれ。

アクトに気合いを感じてアンダルシアを継ぐ人間にエントリーしたんじゃないかと勝手に思っています。

もう一つ印象に残っているアクトがあって、それはMissing Pieceです。「しずやが振付けしてくれた~」と言っていましたが、それだけじゃなく、これもまた気合いを感じたアクトだったなあ。オリジナルをやっている中山優馬さんにとって、ソロデビュー曲とあって大切な曲なんだろうなあと想像がつくわけですが、それをやるからには並大抵の気持ちではやれないという覚悟が垣間見えた瞬間でした。(ゆうまさん音楽活動もしよ、昨年の活動少クラだけな気がしますよ)

※【追記】先日の配信ライブでもアンダルシアに憧れてをやっていましたが、黒いハットといいジャケットといい東山さんを意識したそれだったのではないかと思います。間奏の振付けはカウコンでもよく披露されるものだったし、最後の台宙も東山さんや光一さんが行っているものではないでしょうか。

 

○中村さん

中村さんのアクトは「俺がやりたいことをやる!」という気持ちが伝わってくるものでしたね。ソロコンってエゴ見せてなんぼだと思うので、そういう考えでくるのはありだし、個人的にはすきでした。自分の知っている曲はそんなにやっていなかったけれど、かっこいい曲を中心にやっていたなあという印象。JIN AKANISHIってなんであんなにかっこいいんだろうね。あの声が演歌や歌謡曲的なうまさよりもロックやR&B的なうまさを持っていて、それでいて色っぽいんだよね。ずるい。わたしのすきな今井さんのソロも本人がやることはなさそうだからやってほしい限りです。。(かなしい)

中村さんもそんなかっこいい赤西さんの曲をやるだけあって歌えていた印象があります。踊りも終盤まで踊っていたし、1人ってことで逃げられない面もあったかと思うのですが、それにひるむことなくやり切ったという感想を持ちました。あんなにおたまじゃくしみたいな髪型をしていた人があんなにかっこよく魅せてくれるなんて、びっくりしますね。

 

○元太さん

大きく「○○メドレー」とくくっていたからか、まとまりが見えたライブだった。その中でも少年隊メドレーをやってくれたのがうれしくて!まだ20歳くらいの子が少年隊!!!おじいちゃんうれしいねという気持ちになる。(おじいちゃんとは)元太さんは自分のやりたい曲を中心に披露していた印象がある。自分のキーに合うかはともかくとして、自分の今魅せたいことを意識した構成だったかと思う。あの生着替え、見ないで!という割に中心に来ていてわらった。どっちよ。まだ声が安定していないというか、キーが定まっていないような印象も受けたけど、大人びたパフォーマンスをする人だなと思った。黒髪のせいかと思ったら髪色が変わっても大人びていて、この人の雰囲気がそうなんだなと気づいた。

 

○しずやさん

 唯一全公演を見た人。しずやさんは「自分が先輩にしてもらったことを後輩にしたい」と入所してまだ日の短いジュニアをバックに選択していて、この人はやさしい人だなと思った。それゆえに、したいパフォーマンスなのかなあと思う場面もなかったわけではないけれど、できることとやりたいことを両立して魅せる選択をしたことを誇らしく思ったよ。わたしの中の評価はもちろん一番だけど、他人の評価も高くてうれしくなったよ。わたしは特にCARNIVALNIGHT part2もよかったけどYOLO Momentがすきだったなあ。あのうまくないマジックもよかったし、優馬さんの声と似ている気がしたから選んでくれてうれしかった。優馬さんも歌って踊っていてほしい人の1人。しずパラの楽(3回目の公演)で泣かないって決めているしずやさんが泣いているのにぐっときちゃったよ。88の時も泣かないようにして周りのメンバーを支えようとしたり、常に周りの人のことを支えようと思っているしずやさんが自分本位になった瞬間だったように思う。自分本位で、やりたいことをやってほしいと思う反面、他人を思いやれるやさしさも武器なのかなと思う。泣かないから強いんじゃなくて強くあるために泣かないんだなと思った。

 

○松倉さん

天才現る。こんな演出できるの天才では!?と思いました。ほっさまやってくれたのうれしいよ~。どうしたってたきつの亡霊になっているもん。しょうがないけどいい加減終わらないととも思うのよ。「夏といえばぅろーらぁーどぅぁぅおぅー!?!?!?」という迷言がすきすぎた。曲選もあいみょんと(堂本)剛くんを足して2で割ったものとの予想を裏切るアイドルと剛くんのハイブリッドでしたね。剛くんはアイドルです。個人的に虜やるなら七五三掛さんか松倉さんだと思っていたけれど、もっとたくましく、しなやかなアイドルだという証明となるライブだったなあ。ファンにはアイドルとして見せたい自分と自分自身が混ざっていてあまりにも何もかもさらけ出しているように見えるけれど、本人の中では明確に区別されているのかもしれないとも思った。気になる。

 

○宮近さん

もう帝王でしたね。この人の1挙動が正しく見えてしまう。周囲と違う振付を踊っていても宮近さんが正しく、かっこよく見えてしまう。最初から帝王感を醸し出していて、舞台で歩んできた人間の風格を感じた。ステージで帝王になれる人間って数こそ多くないものの一定数いるように思うのですが、宮近さんはこれにあてはまるなと思った。その場を支配するというか、自分のもののようにしてしまう人。この人がこれからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか気になって仕方ない。あと、ROCK THA TOWNがかっこよくて忘れられない。セクゾのパフォーマンスとは違う雰囲気のそれがたまらなくすきでした。

 

(わたしが見たのは6人ですが)7人7様のパフォーマンスが披露されたことがすごくうれしかったし、そんなレベルにいるんだなと思った。これからどんなパフォーマンスを見ることができるのか楽しみだし、期待したくなったソロコンでした。